地元で、あるサークルに入っています。
参加を始めたのは昨年。
数年前に1年通った児童文学学校の先生から連絡を頂戴しました。
私の書くものを、感性を、大切にしてくださった先生。
正直、文学学校自体には色々な想いがありましたが、
先生と出会えた事だけでも充分お釣りが来る、
それ程お慕い申し上げている方です。
先生にだったら、
原稿に赤を入れられても、素直に受け入れられる。
理解できる。
ご連絡は、
新しい児童文学サークル(いわゆる同人誌サークル)を○○で立ち上げます。
との事でした。
そこは私の住む町。
直ぐに、良いな、と思いました。
しかし、文学学校に通ってから私のなかで明確になったことがありました。
−私には子供向け小説は無理なんぢゃないか−
卒業製作(?)の作品も、
良くも悪くも私ワールドを全開させてしまい(結局我が道を行ってしまったって事)、
他の生徒さんからは賛否真っ二つでした。
特に、理解デキナイ、みたいなご意見が多くて、
私は心のなかで机を蹴り飛ばしていました。
いえ、自信過剰な訳でも上から目線な訳でも決して無いのです。
こんなの提出して浮いてるだろな、とは思ってました。
しかし、
文章を書く方なら、本を読む方なら、感受性が強いと云われるのなら、
多角的に、そこに在るものを見てくださっても良かったのではなかったかと。
ワカラナイ、では終わってしまうではないか、と。
まあそれで、机を蹴飛ばして舌打ちをしていたのですが。
・・妄想のなかで。
話が逸れましたが、
そんな経験も含め児童文学の世界からは程遠いと実感していた私は
新しいサークルへの参加に関して悩んでいました。
それでも、
児童文学でなくても良いから気軽に。
と先生が仰るし、先生にまた文章を見て戴けるのもワクワクしたし、
メンバも数人、と小規模である様なので、参加を決めました。
会のメンバは年齢も職業も住まいも、様々です。
定年退職された方もいらっしゃいます。
皆さん、趣味で児童文学を書いていらっしゃいます。
初心者の方、随分と書いていらっしゃる方・・ほんとうに色々。
公民館の一室を借りて、お茶を飲みながら机を囲みます。
個性が強過ぎてちょっと引く、みたいな方もいらっしゃらないし、
皆がそれぞれの持ち味を基本的に認めながら作品について話し合う、
そのスタンスが自然で良いなと思っています。
会はなんとも緩く進み、名前さえも付いていないまま月日が過ぎていったのですが、
先月、遂に命名されました。
「綴る会 色葉」
です。
−色んな人がいる会。それぞれの"色"を大切にしたい−
そこから"イロ・色"が名付けの核になりました。
そして、美しい日本語の本などを参考にするなかで、
−"いろは"と云うことばが浮かんできた。
初心に戻ると云う意味も持たせられるし、テーマの"イロ"も入っている−
と云う意見がでました。
「いろは」良いね・・でも・・「いろは」平仮名で良いかな?何か無いかな?
そこで私が「色葉」と漢字をあてたらどうかと意見したところ、あっさり決まってしまいました 汗。
思い付きだったので不安だったのですが 汗、
気に入って戴けたみたいなので・・ちょっと、ほっ。
色と葉、個人的に好きな漢字をあててみただけだったのですが、
「葉」と云う漢字は、「言葉」「万葉集」「葉書」にも用いられて居るのを見ても、
"綴る会"に関係なくは無いし・・一同納得。
(その後、「言葉」の漢字の由来を調べてみて一層合っているなと思った次第です)
また、「色葉」だけでは何をしている会か見ただけでは解らないから、と、
「綴る会」を前に置くことにしました。
良くあるのは、「児童文学研究会」とか「児童文学サークル」らしいのですが、
この会は、児童文学に限らず「書く会」だよね、と云う事で、「綴る会」です。
詩でもエッセイでも、なんでも。
書きたい人たちが集まって刺激しあうそんな場所、であってほしい。
その「色葉」、メンバの作品も続々と集まり、合評も重ね、
いよいよ春に「色葉 創刊号」を出す事になりました。
数ある同人誌サークルが発行している冊子とはひと味もふた味も違ったものを・・
その想いから、一冊一冊てづくりすることになりました。
私のてづくりほんを見て下さって、こう云う風に皆でやってみようか、と云う事になったのです。
装丁から考えて、印刷所に頼むことなく自分たちの力で。
私としては、良くある「文集」って感じの、字ばっかりの冊子は詰まらないと思っていたので、
とても嬉しかったです。
全部で70冊弱ほどつくります。
地元や札幌などの図書館に置いて戴いたり、児童文学協会(?)に送ったり、
他のサークルに送ったりもするそうです。あと、国会図書館にもですって!
これはなんだか良く解らないながらもびっくり=3 です。
出版物として正式に記録して貰えるから良いよーって先生が。
後は、皆がそれぞれ数冊ずつ持ち、配る予定です。
私も数冊持つので、ご希望の方にお送りしたいと思います*
先日、表紙用の紙を調達してきました。
ちょっと落ち着いた感じになるかなあ。。
皆がそれぞれ掲載用の原稿を製作して、誤字脱字チェックをして、
最終原稿をあげて、印刷。
そして、製本。
製本は初めて、と云う方も多いのですが、のんびりたのしくつくりたいなと思います。
この会、私の調子が余り良くない時に参加し始めたので、
正直、最初はちょっと辛かったんです。
人と会うのが怖かったり負担だったり、たくさんの人のなかに居るのが苦痛だったり。
今は少し良い方に向かってきているのもあると思いますが、
近頃だんだんと、
ここでは自分が必要とされているんじゃないかな
と云う実感が沸いてきたんですね。
それはとても嬉しい事で。
だから、これからの体調が如何なるか判りませんが、波もあると思いますが、
時に必要とされながら、私も皆さんから色々なものを受け取って吸収できたらな、
と思っています。
色葉に参加したいなって思う方がいらっしゃったら良いな。。
札幌からは少し遠いですが、2ヶ月に1回の集まりだし、
今のところ 笑、個性強すぎな人も居ないし 笑。
あんまり大きな会にするつもりはないと先生も仰っていましたが、
もう少し増えたらな・・と云う事らしいです*
必要とされたい病って・・あるのかな。
私はそれが人一倍、いえ、物凄く強いと思うんです。
それが、孤独とか自己嫌悪とか果ては自殺願望に繋がってるんだと、冷静に思うんです。
幼少期からのものだとは思うのですが、鬱になってから余計に際立っているように思います。
それが、時に鬱陶しく、払い除けたくてもへばり付いている様(さま)にうんざりしてしまいます。
今、カウンセリングを受けたいなと思うほど、自分で引っ掛かっている事が2つあります。
そのひとつが、これ、です。
もうひとつは・・ここでは書けません 笑汗。
とってもデリケイトなお話だし、色々な方が見ている場所なので、
知らず知らず誰かを傷つけてしまう可能性もあるからことば選びが難しいのです。
へばりついて染み付いたヘドみたいなものを解き放つヒントが私の奥に眠っているのでは・・
近頃はそれを見てみたい、知りたい、その想いが強くなってきました。
勇気を出して行ってみようかな。
現在継続している鬱の治療にはカウンセリングは入っていません。
バッチフラワとヨガとアロマ。
ヨガやアロマの時みたいにまた、自らの判断で、その扉を叩くしかありません。
次の一歩になる可能性があるなら、失敗するかも知れないけど・・・やってみたい。
そんな、この頃であります。
色葉のブログもひっそりながらつくってみようかなーって思ってますので、
良かったら・・ご興味ありましたら・・来て下さいね*