laugh and peace!!
検査の結果に対するモヤモヤが晴れたことで
何故か
ずっと悩んでいる事に対するモヤモヤ
悔しさと哀しさにまとわりつかれたモヤモヤ
までもが少しすっきりとして
翌日
とても久し振りの穏やかな気持ちで
映画を観に行きました。
予定していた事だけれど
ご褒美、みたいなものになったお出掛け。
お馴染みの、独りではありましたけれどね。
マイナス10度はあろうかと云う寒さの中
朝7時半に家を出て9時半のファーストショウに行く
と云う
「仕事かよ」
なハリキリぶり。
私、映画館と云うものが大の苦手でして
混み合った館内だと、どうしても集中できないのです。
両隣が人で埋まろうもんなら ・・・ゴーン。
だいたい・・・
知らない人たちと一緒に感受性を揺さぶられるものを観ると云う事自体
余り理解できない性質なのです。
芸術に触れた時の喜怒哀楽はとてもデリケイトなもので
その瞬間、私は独りでありたいのです、理想として。
・・・って、可笑しいでやんしょ?
今回は
一番乗りで観たいというのもあったけれど
空いてるかな・・と云う気持ちもあって
早朝から活動することにしました。
あ、大切なのもあった。
映画に浸る時間も逆算してますよ。
夕方のとかを観ちゃったらすぐに帰ってお夕飯の支度でしょう?
私は映画とか観ちゃうとその後
理想としては24時間以上独りで居たいんです。
不可能なんですが、既婚者なので。
でも、できるだけ独りの時間を長く取る為には
この朝いちの観るしかないと云う大きな理由もありました。
(余談ですが
小説なども読み終えた時も24時間以上独りで居たいです。
でも・・・無理です・・・
ゴーン)
で、まあ、兎にも角にも寒い中、2時間掛けて辿り着いたら・・・
観客は7人位でした 笑。
おおおっ少ない、これは少ないっ 笑。
するとまた別の緊張感が生まれます。
静か過ぎて皆、心なしか緊張している気がします。
ティッシュを出す音も
飲みものを手にした時の氷の音も
全てが響き渡りそうで、こーーーわいっ。
予告編が無かったので
始まるまでの時間がなんだかもう・・・汗。
BGMも無いんですもんね、あの時って。
で
なんとか無事にスタートしたのですが
終始、静か。
ひたすら、静か。
笑い声が全くといって良いほどしませんので
私もこそこそ笑っておりました 汗。
くすっとした笑いが時々ちょこちょこ漏れ聞こえたりして
おお、受けてるなあ
とこっそり思ったり。
最後ちょっと泣けるのですが
こっそり泣きしてたのかなあ、皆 笑。
思いっきり笑えなかったのが残念でしたが
良く考えると
たくさん人が入ってたって私は、思いっきり笑えないんだった。
なので
私の前には誰一人居ない
両隣も誰も居ない
ちょっと上の真ん中で
まるで家に居るみたいにリラックスして観られた事に大満足であります★
ただまあ・・・
東京とかの映画館情報を覗くと
大爆笑が起こったりエンドロールの後に拍手が起こったり
なんか素敵!
ちょこっと羨ましい私なのでした。。
映画はとても良かったです。
あったかくて、ちょっと泣けて。
そして、シュールな笑い。
私はやっぱり、シュール派なのか知らん。
ベタベタの国の生まれやねんけどな。
とても寒くて不安定なお天気だったのですが
劇場を出るとほんのりとした陽が射していて
まるで今の気持ちみたいだなあ
なあんて思いながら駅まで歩きました。
第一
映画一本見終わって未だ11時って!!
得した気分だよね
今話題?の
「朝活」だわ
なんて思ってみたり。
下手したら、休みの日だったら未だ寝てるぞ
的な時間ですから。
時間を気にしない
材料調達の旅じゃない
そんなお出掛け。
そして
久方振りにすべを解放した
そんな心持ち。
がんじがらめになっていた時間が余りにも長すぎて
辛くって哀しくって苦しくって悔しくて
そして孤独で
でも
全部から解放されたしあわせな時間を
ほんの少しだったけれど
過ごしました。
それらの感情が消えてしまった訳では決してないんだけれど。
パスタもミルクチョコレイトティも美味しかったな。
貯金していてお金があんまり無いから
お買い物はできなかったけれど
たのしかった。
で
もう2時ぐらいにすること無くなっちゃって
家路に着きました。
陽の高いうちに家に帰って
ふたりと戯れながら
余韻に浸りつつ
うとうとと少し眠ったり
平和な
兎に角
とっても久し振りの
平和ないちにちでした。
こんな日が、少しでも長く続けば良いのに。
写真:鈴色(左)と野花(右)
小汚いおもちゃですみません 汗。
ファミリアのタオル地ファミちゃんと
ニトリのネズさん(ねずみ)
野花、母の眼差し(男だけど)